デイサービスで介護士として働きたいと思っている場合、気になるのは自分に向いているのかということ。
デイサービスの介護士にも適性がありますので、自分に向いているかどうか検討してから進路について考えたほうがいいでしょう。
デイサービスの介護士として向いているのは、コミュニケーションスキルに自信のある方です。
デイサービスはほかの介護施設と比較して、自立度の高い利用者が多いです。
ですから介助などのケアをしながら、結構会話する機会も増えます。
社交的な性格で、自分から積極的に交流を進められるような人にはおすすめです。
一方人見知りで、黙々と与えられた介助作業を進めていくのが好きな人には不向きかもしれません。
デイサービスの利用者はお年寄りでも割合しっかりした方が多いといわれています。
場合によっては介護士の作業の仕方や立ち振る舞いに対して、注意やお叱りを受けることもあるでしょう。
ときには耳の痛いことを言われることもあるでしょう。
しかし叱られて伸びるような人であれば、デイサービスの仕事は向いているといえます。
逆に叱られたり小言を言われるのは少し苦手というのであれば、デイサービスで介護士として勤務するのはストレスがたまるかもしれません。
不向きといわれた人は絶対にデイサービスの仕事をすべきではないかというと、そうではありません。
最初のうちは苦戦したり、ストレスもたまったりするかもしれません。
しかし人間は与えられた環境で結構順応するものです。
しばらく頑張れば、デイサービスで働くことにやりがいを見出すことも十分あり得ます。